こんにちは、薄紅葵(うすべにあおい)です。
孔子は言った。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(したが)う。
少し前のこと。
水色姫は、私の興味とは違うジャンルの本を数多く読んでいた。
水色姫に対し私が、「水色姫は本読むの好きね、読むの早いし。」
その声かけに対する返事が、私にとってショックであり、目から鱗だった。
水色姫は「えっ、私読書好きじゃないよ。私が好きなのは、か・つ・じ。」
「?」、始めはわからなかった。
水色姫は、好きなのは「活字」であり、読書ではないと言う。
そんなこと考えたことも無かった。
でも、でも、でも、私もそうかもしれない。
本を読むのは遅い。
目でどんどん文字を追うけれど、中身が頭に残らないので何度も同じところを繰り返し読むから。
ポスターや看板、広告などを見ても絵はほとんど見ず記憶に残らない。
文字だけを見てくる。
食事中もついつい広告やメニューを見てしまう。
そうか、私は活字が好きだったのか…と、改めて気がついた…様な気がした。
「活字の仕事をしてみたい。転職したーい。」思わず叫んだ。
それに対し水色姫はとても冷徹に、「何歳だと思っているの?今、必要としてくれている職場があるのだから、そこで頑張りなさいっ。」
四十は過ぎたなー。
あれ、五十も過ぎたよ。
六十も遠くではなくなったのに…。
未だ、心は迷うことばかり、天から与えられた使命も自覚できずにいる…。
ということは、まだ成長の余地があるということ?
あってもなくても、明日からもガンバロー。
最後までお付き合いありがとうございます。
そしてまた、このブログに足を止めていただけるのを、心よりお待ちしております。