こんにちは、薄紅葵(うすべにあおい)です。
「木と石、どちらが好きですか?」
18才の私に、専門学校の入試面接官が尋ねました。
木と石?
盆栽や庭木など、木が好きな人がいることは知っていました。
石と言われ、思い付いたのは近所の児童公園にある小石だけでした。
「石が好きな人がいるの?」
18才の私は全く理解できませんでした。
理解できず、頭の中はプチパニックになりました。
が、何とか木のほうが好きですと答え合格しました(その学校には入学しませんでしたが)。
数年後、アクセサリーに興味をもつようになりました。
「石が好き」ってこれのことかしら?
ダイヤやルビーなどの宝石を見て考えていました。
さらに数年後、テレヒで河原で石を拾い磨いたり、重ねたりしている人が紹介されていました。
「石が好き」、このようにして石を愛でる人がいることを知りました。
さらに数年後、 毎日のように近所の児童公園に遊びに行くようになっていました。
公園の小石もいろいろです。
形や大きさ、色はそれぞれに違い可愛いものもあるのだなと改めて見ていました。
そして、現在。
石は気になる存在です。
けれども、「石が好き」というわけではありません。
蹴飛ばして遊ぶことが楽しかっただけの石でした。
思いがけない質問をされたあの日が、思いがけない出会いとなりました。
この先に「石が好き」と言う日が来るのでしょうか。
来ても来なくても、明日からもかんばりましょ。
最後までお付き合いありがとうございます。
そしてまた、このブログに足を止めていただけるのを、心よりお待ちしております。